筋肉痛とは?

暑い日が続く中、クーラーで鈍った体を動かした数日後に痛みが…
久しぶりの運動や普段しない慣れない動きをすると筋肉疲労や筋肉痛がおきますよね

原因を知って対策をすることで、筋肉疲労や筋肉痛を未然に防ぐことが出来ます

◆そもそも、筋肉疲労とは?筋肉痛って?
以前は、激しい運動をすると筋肉に疲労物質である“乳酸”が蓄積することにより、筋肉疲労を引き起こすと考えられてきました。
ですが、乳酸はエネルギーとして再利用できることがわかり、現在では「疲労物質ではなく、疲労を防ぐ物質である」という風になってきています。

では何が問題か…
・乳酸の生成過程で水素イオンが作られるため筋肉が酸性に傾くことで、エネルギー源である筋グリコーゲンの蓄えが少なくなることなどが関係していると考えられたり
・普段使わない筋肉を同じ動作を繰り返したりすると、筋肉を構成している繊維に細かな傷ができます。傷んだ箇所を修復する過程で炎症反応が生じて筋肉痛が出現する
などが言われています。

また、疲労には個人差があり、さまざまな原因(精神的疲労・神経的疲労・肉体的疲労)が重なり合って疲労がおこっているとされています。

◆筋肉疲労、筋肉痛を防ぐ方法は?

①日頃からの運動習慣をつけておくこと。
ジョギングや、エレベーターやエスカレーターを使用せず、階段を積極的に使用するなど

②バランスの取れた食事を摂る
疲労回復を助けるビタミンB1、ビタミンD、カルシウム、アスパラギン酸、亜鉛などを積極的にとりましょう

③ストレッチやマッサージをする
お風呂の中やお風呂上りにストレッチやマッサージをすることにより、血流を促進、痛みの物質や老廃物を流すことで痛みが和らぎ、疲労回復にもつながります

筋肉痛は普段使わない筋肉を急に動かしたときに起こりやすくなります
使わない筋繊維は少しずつ細くなり、毛細血管が閉じてしまう為です、普段から全身を動かす有酸素運動を取り入れて血流を良くし、毛細血管のすみずみまで酸素や栄養を届けるように心がけましょう。

また、運動を始めるときはストレッチ軽い体操などウォーミングアップを行い、筋肉の柔軟性を促すことを忘れずに!