❄冬の体調不良と自律神経の関係❄

冬は寒さが厳しく、乾燥する季節です。

この季節に多くの人が抱える悩みが体調不良です。

風邪やインフルエンザに悩まされたり、肩こりや腰痛といった体の不調を感じたりすることが増えます。

これらの体調不良は、自律神経の乱れが大きく関与していることをご存知でしょうか?

自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立ち、私たちの身体の内的環境を調節しています。

冬場は冷えやすく、体がストレスを感じやすくなります。

寒さによって血管が収縮し、体温が下がると、交感神経が優位になり、活動的な状態が続きます。

これが長引くと、ストレスが蓄積し、心身共に不調を引き起こすことがあります。

具体的には、交感神経が優位になることで、筋肉が緊張し、血流が悪くなることから肩こりや頭痛を引き起こします。

また、自律神経が乱れることで、免疫力が低下し、風邪やインフルエンザにかかりやすくなるのです。

これが冬に体調を崩しやすくなる原因となります。

では、どうやってこの自律神経のバランスを整えるのでしょうか。ここで有効なのが「鍼灸」です。

鍼灸は東洋医学の手法で、全身の経絡【けいらく】を刺激することで、身体の調和を図ります。

鍼を用いることで、特定のツボを刺激し、血行を改善し、筋肉の緊張を緩和します。

また、鍼灸の刺激は副交感神経を優位にし、リラックスした状態をもたらします。

特に冬にお勧めのツボとしては、背中の「腎兪(じんゆ)」やお腹の「太樹(たいじゅ)」があります。

これらのツボは、冷えを改善し、身体全体のバランスを整える効果があります。

また、鍼灸により、深いリラクゼーションが得られることで、ストレスを軽減し、自律神経のバランスを保つ助けになります。

さらに、鍼灸は体の免疫反応を高めることが研究でも示されています。

冬の寒さや乾燥は私たちの体にさまざまな影響を与えますが、鍼灸療法を取り入れることで、体調不良を軽減し、自律神経のバランスを整えることが可能です。

心身ともに健康を保ち、冬を元気に乗り切りましょう!

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