【顎の噛み締めが引き起こす、頭痛と腰痛の“意外な関係”】

こんにちは、東洋堂接骨・はり灸院です。
「最近、頭が重くて…」
「朝起きたら腰が痛いんです」
「ストレスがたまると、体がガチガチに…」
そんなお悩みを抱えて来院される方の中に、
実は“ある共通点”があることをご存知ですか?
それが、「無意識の噛み締め(くいしばり)」。
今回は、顎の力みと、そこから波及する体のトラブルについてご紹介します。
■ 噛み締めは、“全身”の緊張スイッチ?

私たちはストレスを感じると、無意識に歯を食いしばる傾向があります。
それが繰り返されると…
- 顎(咬筋・側頭筋)がガチガチに
- 首や肩まわりの筋肉も巻き込まれて緊張
- 最終的に「頭痛」や「背中の張り」「腰痛」へ…
噛み締めは顔まわりだけの問題ではなく、姿勢や自律神経にまで影響を与えるのです。
■ 解剖学から見る「噛み締め → 頭痛・腰痛」ルート
🔹 咬筋・側頭筋
→ 噛み締めで最も使われる筋肉。緊張が強くなると側頭部のズキズキ・片頭痛のような痛みが出ることも。
🔹 胸鎖乳突筋・後頭下筋群
→ 顎の緊張が首へと波及。首こり、めまい、後頭部の重さの原因に。
🔹 背部筋膜・脊柱起立筋・多裂筋
→ 食いしばると、背骨〜骨盤周囲の筋肉まで“力み”が伝わり、結果的に腰痛や骨盤の歪みが起こることも。
🔹 自律神経の乱れ
→ 顎〜側頭部には三叉神経、頚椎周囲には交感神経節が集中。筋肉の過緊張が自律神経の働きを乱し、さらに緊張を強めてしまいます。
■ こんな方は要注意!
✅ 朝起きると、顎が疲れている
✅ 歯医者で「歯ぎしり」や「食いしばり」を指摘された
✅ ストレスが溜まると頭痛や腰痛がひどくなる
✅ 呼吸が浅く、息苦しいときがある
✅ 常に背中〜腰に力が入っている
思い当たる方は、“噛み締め”が不調の引き金になっている可能性大です!
■ 東洋堂のアプローチ|“体のニュートラル化”で全身を整える
当院では、「噛み締めによる不調」を以下のようにアプローチしています。
🔸 1|顎・首・頭部の筋膜リリース
咬筋・側頭筋・後頭下筋など、噛み締めで緊張しやすい筋肉をゆるめ、頭痛・顎のだるさを緩和。
🔸 2|姿勢&骨盤の調整で全身の緊張をオフ
顎から連鎖する背骨・骨盤のねじれを評価。
骨盤・肩甲骨・背骨の位置を**“ニュートラル”に戻す施術**で、力みや腰痛を改善。
🔸 3|鍼灸で神経・自律神経へアプローチ
首・顎まわりの神経過敏を整えるため、
鍼灸による深部へのアプローチで血流促進+神経の興奮を鎮めることができます。
🔸 4|噛み締め予防のセルフケア指導
- 就寝時のマウスピース(歯科と連携)
- 呼吸の改善(腹式呼吸)
- 姿勢の見直し
- ストレスケアの提案
無意識の噛み締めは、“日常のクセ”を変えることがカギです。
■ まとめ|“噛み締め”があなたの不調の根っこかも?
☑ 頭痛や腰痛の原因がはっきりしない
☑ 疲れてくると背中〜顎がだるくなる
☑ 寝ても疲れが取れない
そんな方は、ぜひ一度【顎まわり】から整えてみませんか?
東洋堂接骨・はり灸院では、
“体のニュートラル化”を軸に、噛み締めによる不調を根本からサポートします。
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