反り腰の本当の原因は胸椎?姿勢と動きから考える身体のつながり

反り腰に悩んでいる人は非常に多く、
腰が反りすぎている」「骨盤が前に傾いている
といった説明を受けたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、反り腰を腰や骨盤だけの問題として捉えてしまうと、なかなか改善しないケースが少なくありません。
その理由は、反り腰が「結果」であり、原因が別の場所にあることが多いからです。

その中でも特に重要なのが、胸椎(きょうつい)の動きです。


💁‍♀️胸椎とはどんな役割を持つ関節なのか?

胸椎とは、首の下から肋骨が付いている背骨の部分(第1〜第12胸椎)を指します。
この部位の特徴は、次の3点です。
肋骨と連動し、呼吸に関与する
身体をひねる(回旋)動きが得意
伸びる(伸展)ことで姿勢を支える

つまり胸椎は、姿勢と動作の両方において非常に重要な中継地点です。


🤔なぜ現代人は胸椎が動かなくなるのか?

現代の生活では、胸椎の動きが失われやすい環境が整ってしまっています。
長時間のデスクワーク
スマートフォンを見る時間の増加
前かがみ姿勢での作業

これらが続くと、胸椎は常に丸まった状態で固定されてしまいます。

本来は動くはずの関節が動かなくなると、身体は別の場所を使って動きを補おうとします。
これを「代償動作」と呼びます。


🏋️‍♂️胸椎の動きが失われると腰が頑張りすぎる

胸椎の伸展や回旋が制限されると、その動きはどこで補われるでしょうか。

答えは腰椎(腰)です。

腰椎は本来、
安定性を保つ
大きく動きすぎない

という役割を担っています。

しかし胸椎が動かないと、
身体を起こす
上半身を反らす
姿勢を保つ

といった動作を腰椎が過剰に行うようになります。
その結果、腰が反り続ける状態、いわゆる反り腰が生まれます。


🦐反り腰の人に多い身体の特徴

反り腰の人を横から見ると、次のような特徴がよく見られます。
背中(胸椎)が丸い
肋骨が前に突き出ている
お腹に力が入りにくい
腰だけが目立って反っている

これは「姿勢が悪い」というより、
動ける場所と動けない場所のアンバランスが作り出している状態です。


🧘腰を丸めるだけでは反り腰は改善しにくい理由

反り腰改善のために、
腹筋運動
腰を丸めるストレッチ

を頑張っている方も多いですが、それでも変化が出ないケースがあります。

それは、胸椎が固まったままでは、
腰を「一時的に」丸められても、
日常動作に戻った瞬間、また腰が反ってしまうからです。

つまり、
胸椎が動かない限り、腰はずっと代役を続ける
ということです。


🔑反り腰改善のカギは「胸椎が仕事をすること」

反り腰を根本から見直すためには、
胸椎が本来の役割を取り戻す必要があります。

意識したいポイントは以下の3つです。

① 胸椎の伸展(背中が伸びる感覚)

「胸を張る」のではなく、
背骨一つ一つが後ろに広がる感覚を大切にします。

② 胸椎の回旋(ひねり)

歩く・振り向くなどの日常動作は、胸椎の回旋があってこそスムーズになります。

③ 呼吸との連動

息を吐くと肋骨が閉じ、吸うと広がります。
この動きが胸椎の可動性を高め、腰の緊張を下げてくれます。


🧍‍♂️胸椎が動き出すと腰はどう変わるのか?

胸椎の動きが出てくると、
腰の反りが自然に減る
お腹に力が入りやすくなる
立っているだけで疲れにくくなる

といった変化が起こりやすくなります。

これは、腰が「頑張らなくていい状態」になるからです。


✅ EMSを活用し胸椎の回旋動作の改善をします

✅ 手技で肩甲骨の動きを改善し胸椎の伸展、屈曲動作を出します

✅ 姿勢改善メニューで身体をニュートラルな状態へ近づけます


👍まとめ:反り腰は身体全体の問題として考える

反り腰は、腰だけを見ても解決しないことが多い症状です。
胸椎の動き、呼吸、姿勢、日常動作がすべてつながっています。

腰を無理に矯正するのではなく、
胸椎が動けば、腰は自然に楽になる。

この視点を持つことで、反り腰へのアプローチは大きく変わります。

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