【夏こそ注意!】スポーツ中の「肉離れ」を防ぐために

こんにちは、京成青砥駅から2分にある健康堂接骨鍼灸マッサージ院です。
夏場のスポーツでは、「肉離れ」が最も起こりやすい季節であることをご存知でしょうか?
「いつもと同じ練習メニューなのに…」と感じる方こそ危険です。
なぜ夏に肉離れが多発するのか、
その理由と対策、そして万が一の時の応急処置について詳しく解説します。
なぜ夏は「肉離れ」が起きやすいのか?
肉離れは、筋肉が限界以上の負荷に耐えきれず一部が断裂してしまうケガです。
夏場は以下の要因が重なり、筋肉が非常に「切れやすい」状態になっています。

夏のスポーツで特に肉離れが起きやすい場所
夏場は身体の深部温度が上がりやすく、筋肉の疲労が蓄積しやすくなります。
以下の部位での「急激な筋肉の硬直」によるトラブルが多発します。
| 部位 | 夏に起きやすい主なシチュエーション | なぜ夏に危ないのか? |
| 太もも裏(ハムストリングス) | 休憩後の急なダッシュや切り返し | 汗冷えで硬直した筋肉が引き伸ばされるため |
| ふくらはぎ(腓腹筋) | 練習後半の疲労時のジャンプ・蹴り出し | 電解質不足で筋肉が痙攣を起こしやすいため |
| 太もも前(大腿四頭筋) | 暑さで集中力が落ちた際のキックや着地 | 筋肉が疲労で衝撃を吸収できず耐えきれないため |

「守る・避ける」応急処置の基本セット
肉離れかな?と思ったら、以下のRICE(やること)とHARM(避けること)をセットで覚えておいてください。
やるべきこと:RICE(ライス)
| 項目 | 内容 | 目的 |
| R (Rest) | 安静にする | 損傷の拡大を防ぐ |
| I (Ice) | 冷やす | 炎症と痛みを抑える |
| C (Compression) | 圧迫する | 腫れや内出血を抑える |
| E (Elevation) | 挙上する | むくみを抑える |
※「肉離れかもしれない」と思ったら、すぐに以下のRICE処置を行ってください。
R (安静): 無理に動かさず、痛みの出ない姿勢で安静にする。
I (冷やす): 氷のう等で患部を15〜20分冷やす。
C (圧迫): テーピングや包帯で軽く圧迫し、腫れを抑える。
E (挙上): 患部を心臓より高い位置に保つ。

やってはいけないこと:HARM(ハーム)の原則
受傷直後の48〜72時間は、以下の行動は厳禁です。
火に油を注ぐことになり、回復を大幅に遅らせます。
| 頭文字 | 意味 | 具体的NG行動 |
| H(Heat) | 熱 | 温めること(入浴、サウナ、カイロ) |
| A(Alcohol) | アルコール | 飲酒すること(炎症・腫れが拡大) |
| R(Running) | 運動 | 動かすこと(無理な練習復帰) |
| M(Massage) | 揉む | 揉むこと(患部の損傷が悪化) |
※「肉離れかもしれない」と思ったら、すぐに以下をやらないで下さい。
・H(温めること): お風呂に浸かったりなど、血流が良くなりすぎて内出血や炎症が拡大します。
・A(アルコール): 飲酒も血管を拡張させ、腫れや痛みを増強させます。
・R(無理な運動): 「ちょっと痛いだけ」と運動を続けると、軽症から重症化(完全断裂)の恐れがあります。
・M(マッサージ): マッサージや無理なストレッチは傷口をさらに広げてしまいます。

肉離れに関する「よくある質問5選」
Q1:肉離れはどれくらいで治りますか?
A:損傷の程度(グレード)によって異なります。
無理をして早期復帰すると再発しやすいため、治癒段階に応じたケアが重要です。
※これらはあくまで目安です。
| 損傷の程度 | 症状の目安 | 復帰までの目安 |
| 軽度 | 軽い痛み・自力歩行はできる・違和感 | 1〜2週間程度 |
| 中等度 | 強い痛み・腫れ・皮下出血・陥凹(くぼみ) | 4週間〜2ヶ月程度 |
| 重度 | 明瞭な凹み・激痛・歩行不可能 | 3ヶ月以上 |
Q2:肉離れになったらお風呂に入っても大丈夫ですか?
A:受傷直後(炎症が強い時期)は、湯船に浸かるのは控えてください。
受傷後すぐにお風呂で温めると、炎症が広がり症状が悪化してしまいます。
当日はシャワー程度で、患部は冷やしてください。
入浴許可のタイミングは、腫れや痛みの状態を見て判断が必要なので、まずは当院へご相談ください。
Q3:休憩中や練習後に気をつけることは?
A:身体を冷やさない・水分とミネラル補給を忘れずに。
休憩中に汗で冷えると筋肉が急硬直します。上着を羽織るなど保温を心がけましょう。
また、ミネラルを含んだ水分補給を徹底し、筋肉の柔軟性を保つことが重要です。
Q4:足の違和感、ストレッチで無理に伸ばしてもいいですか?
A:絶対にNGです!
痛みがある状態で無理に伸ばすと、断裂を悪化させる危険があります。
違和感を感じた時点で運動を中止し、安静にすることが先決です。
Q5:再発を防ぐためには何をすればいいですか?
A:筋肉の柔軟性向上と、弱点部位のトレーニングが必要です。
一度肉離れした部位は筋肉が柔軟性が低下し、再発しやすい傾向があります。
硬くなった部位を改善し、競技復帰に向けた正しい筋力バランスの指導を行っています。
予防のためのケアを習慣化しましょう。
まとめ
肉離れは、発生直後の適切な処置と、その後のケアが回復の分かれ道です。
我慢して痛みを引きずると、筋肉が硬いまま固まり、再発のリスクも高まります。
少しでも「足に違和感がある」「動きにくい」と感じたら、
症状が悪化する前にぜひ一度ご相談ください。
夏のスポーツを、怪我無く全力でプレイ出来るようにお手伝いさせてください。
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