超音波治療とは?
人の聴き取ることが出来る音波の周波数が16~20000Hzになります。
この周波数を越えた音波のことを「超音波」といい、超音波治療では100万~300万Hzの高い周波数を用いた治療を行います。
特徴としては
- 急性期から使用することが可能
- 深部までアプローチすることが可能
- 温熱効果と非温熱効果がある
他の物理療法とは違う点といえます。
急性期から使用することが可能
ほとんどの物理療法機器は炎症を助長する可能性があり、急性期には使用することが出来ません。しかし超音波では微細な振動刺激により、細胞間の組織液の循環を改善させ浮腫の軽減や周辺組織の治癒力を高め、炎症を助長することなく改善させます。
深部までアプローチすることが可能
超音波治療で主に使われる周波数は100万Hzと300万Hzになります。
皮膚から浅いところ(筋膜までなど約1~3㎝)には300万Hz、深いところ(骨、関節など約3~5㎝)には100万Hzと使いわけます。
赤外線やホットパックなどでは皮膚から数㎜~1㎝の温熱効果に対して、超音波では音波振動によって深部まで熱・刺激を伝達することが出来ます。
これにより関節拘縮などの外部からの刺激では改善しにくい部分でも効果を発揮しやすいという特徴があります。
温熱効果と非温熱効果
温熱効果としては
- 循環を改善させ疼痛を緩和
- 組織の伸張性を向上
- 筋スパズムの軽減
非温熱効果としては
- 皮膚組織の修復促進
- 炎症治癒の促進
などがあります。
どんな痛みに効果的?
ぎっくり腰や足首の捻挫など急性期の痛みからスポーツ外傷、日常の繰り返し動作による慢性的な痛みと幅広く効果を期待できます。
使用例
- ぎっくり腰
- 寝違いによる首の痛み
- 外側上顆炎(テニス肘)
- 腱鞘炎による手首の痛み
- 捻挫による足首の痛み
- 坐骨神経痛などなど


治療は痛くないのか?
基本的に痛みは無く、振動刺激により少し暖かいと感じるくらいです。
超音波治療が受けられない方は?
残念ながら超音波治療を提供出来ない方もございます。
- ペースメーカーの入っている方
- 知覚障害のある方
- 悪性腫瘍
- 重篤な血管障害(心不全や血栓性静脈炎など)
- 成長途中の骨端線
- 妊娠している方
- 人工関節の入っている方 など。
上記に該当する方には提供することが出来ませんので、ご理解の程よろしくお願いします。