施術家としての「引き出し」を増やす。仲間から得られる学び

こんにちは。テン十字グループ人事担当の本田です。
私は施術家ではありませんが、採用や人事の仕事を通して、これまで多くの施術家と接してきました。
学生の皆さんと話すときには、そうした施術家たちを見てきた経験から、「施術家としての“引き出し”を、どれだけ増やしていけるかも大切なのではないか」とお話しすることがあります。
一つの技術を深く追究し、磨き続けることも、施術家としての大切な道の一つだと思います。
一方で、テン十字グループで長く働いている施術家たちを見ていると、一つの治療法にこだわることよりも、目の前の患者様に合う方法を探すことを大切にしている人が多いと感じます。
これまで効果のあった方法が、すべての患者様に同じように合うとは限りません。
そのようなときに、別の身体の診かたや施術方法、患者様への説明の仕方など、ほかの選択肢を持っていることが、次の対応を考える助けになるのだと思います。
テン十字グループには、柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師など、異なる教育や経験を持つ施術家が在籍しています。資格の違いだけでなく、学んできた知識、身につけた技能、経験してきた現場、得意とすることも一人ひとり異なります。一緒に働く仲間が、身体のどこを見て、どのように考え、どのような対応を選んでいるのか。その違いに触れることが、自分自身の「引き出し」を増やすきっかけになることもあります。
一人ひとりが持っている「引き出し」は違います
同じような症状を前にしても、施術家によって着目するところが異なることがあります。
身体の動きを見る人。
筋肉の状態や、触れたときの感覚を大切にする人。
日常生活や仕事での身体の使い方に注目する人。
これまでに経験した症例から、別の可能性を考える人。
そこには、資格の違いだけではなく、学校で受けてきた教育や、身につけてきた技能、これまでの経験も関係しているのだと思います。誰かの見方が唯一の正解というわけではありません。
「なぜ、そこに着目したのか」
「この方法を選んだのはなぜか」
「ほかには、どのような診かたができるのか」
仲間とこうした考えを交わす中で、自分一人では気づかなかった視点を得られることがあります。それは、新しい技術を一つ覚えるということだけではありません。身体を診る視点、患者様から話を聞く方法、説明の仕方、周囲に相談するという判断も、施術家としての「引き出し」になっていくのではないでしょうか。
さまざまな道に触れながら、自分の道を考える
どのような施術家を目指すかは、人によって異なります。
一つの技術を深く追究したい人もいれば、さまざまな方法を学び、患者様に応じて考えられる施術家を目指す人もいます。
どちらか一方だけが正しいということではありません。
ただ、テン十字グループには、目の前の患者様を少しでも良くするために、今持っている技術を向上させることだけでなく、「ほかにもできることはないか」と考えながら、知識や技能を増やしてきた施術家が少なくありません。そうした先輩たちと働き、その考え方や経験に触れることは、自分がどのような施術家を目指したいのかを考える材料にもなると思います。
自分が目指したい施術家像を考えるために
就職先を選ぶときには、給与や勤務地だけでなく、「どのような人たちと働き、何を学べるか」も大切な判断材料になります。
一つの技術を深く磨きたい人。
複数の施術方法や身体の見方に触れたい人。
将来は院の運営や後輩の育成にも関わりたい人。
目指す施術家像は一人ひとり異なります。
テン十字グループの院見学では、異なる特徴を持つ複数の施術所をご案内することもできます。
どのような資格を持つスタッフが働いているのか、どのような施術が行われているのか。実際の現場を見ながら、自分が学びたいことや将来像を考えてみてください。
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