オスグッド
春になり、温かく過ごしやすい反面、体に不調をきたしやすい季節になりました。
オスグッド病は、小中学生の成長期の子供に起こりやすい特徴があります。
サッカーやバスケット・バレー・陸上競技などジャンプやボールを蹴ることで発症しやすい傾向があります。
症状として、膝のお皿の下の盛り上がっているところが赤く腫れたり、熱を持ったり、痛みが出ます。
運動をすると痛みが出て、休むと治ります。
小学高学年~中学生になると、クラブ活動や部活動などこれまでに増して熱心にスポーツを行うことも多くなります。
この時期は、成長期に重なり、急激に軟骨から骨へ変わり、身長が伸びる子も少なくありません。
しかし、筋肉や腱などは、骨と同じように成長できないため、成長期は太もも前の筋肉(大腿四頭筋)の柔軟性が低下して、硬くなります。
また、成長期の子供たちの骨には、骨が成長するのに必要な新しい骨(骨端核:こったんかく)が沢山存在しているため、比較的強度が弱い状態です。
膝の曲げ伸ばしで、太もも前にある大腿四頭筋および付着する膝蓋腱が脛骨(すねの骨)を引っ張ることによって膝のお皿の下に負担がかかります。
たくさん運動をして何度も何度も負担をかけ続けてしまい、痛みや腫れが生じてしまいます。
応急処置
膝のお皿の下の骨に痛み・腫れを感じた場合、氷や保冷剤などを使ってアイシングをしましょう。
治療方法
一番大切なことは、練習の量を減らしたり、安静にすることです。
無理をすると治るまで長くかかったり、症状が悪化してしまう可能性があります。
安静にしながら、大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)を伸ばすストレッチも併せてすることが効果的です。
当院の治療としては症状に応じてアイシング、テーピング固定、患部のマッサージ、ハイボルテージ治療、などを行います。
痛みを我慢せず、一度当院にご相談下さい。
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