子どもが痛がって泣いて、腕を動かそうとしない!? 肘内障について

だんだんと温かくなってきて、外で遊ぶ機会が増えてきました。

遊びは楽しいですが、ケガをする恐れも出てきます。

今回は子供の肘のケガの肘内障についてです。

肘内障とは

親が子供と手をつないで歩いているとき、子供が転びそうになりとっさに手を引っ張って起こるなどが原因で発生します。

小さい子供の体は発達途中のため、肘の輪状靭帯と橈骨頭はしっかり固定されていません。そのため転ぶ、腕を強い力で引っ張られる、腕を掴んで何度も持ち上げるなど、ふとしたきっかけで亜脱臼を起こすことがあります。

治療

治療は徒手整復術が行われます。整復術は数秒程度で終了することがほとんどです。

整復後、過ぎには再発の可能性がありますので1日は遊びを控えるようにしましょう。

子供はうまく痛みを伝えることが難しい為、鑑別の為にも来院することをおすすめします。

他にもお子さんのケガでお悩みがありましたら、気軽にご相談ください。

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