酸素ボックスに入る為の”耳抜きの方法”
当院では、酸素ボックス内に飴ちゃんカゴを用意してあります。
“一人3つ”までとはありますが、耳抜きが苦手な方がよりよく酸素ボックスを利用していただけるために置いてあります。
酸素ボックスを利用していただくためには、耳抜きをして頂かないといけません。
これは気圧で鼓膜が膨張、収縮することによって不快感や痛み、場合によっては中耳で炎症が起こりかねないからです。
鼻炎や、風邪で鼻が詰まった状態になっている方は、要注意です。
特にこれからの時期になると花粉症で鼻が詰まるなど、こちらも要注意になります。
ご利用前に鼻づまりがある方はスタッフに御申しつけ下さい。
耳抜きの方法
酸素ボックスを利用していただくためにも、事前に耳抜きの方法を覚えておきましょう。
1.バルバルサ法
- 鼻をつまみます。空気が出入りしないようにしましょう
- 口を閉じます
- 鼻から息を出すように空気を送り込みましょう。
※鼻から息を出す際は、一気にしてはいけません。
一気に息を送り込もうとすると、中耳や周りの器官にダメージを与えかねないからです。
ポピュラーな耳抜き方法にはなりますが、息を吐きだす際には優しくしましょう。
2.フレンツェル法
- 鼻をつまみます。
- 舌の奥の部分を持ち上げます。
※多少の練習は必要となりますがバルバルサ法と比べると簡単でツレンツェル法は、自然に習得している方もいます。
慣れてくるとフリーハンドで出来たりしますが、中途半端な形で終えてしまうと、酸素ボックスに入った際に耳を傷める可能性がありますので注意しましょう。
3.トインビー法
- 鼻をつまみます。
- ゆっくり唾を飲み込みましょう。
※唾を飲み込む動作により耳管を開いてくれます。
耳抜き以外の方法で、“飴を舐める”ということも方法の一つです。
飴を舐めると、唾液が分泌されます。
自然と唾液を飲み込むようになるため、上記にもある“トインビー法”をしやすくなります。
耳抜きが苦手な方も3つの方法を試してみて下さい。
自分にあった耳抜きの方法で酸素ボックスを利用してみましょう!