超音波治療器を導入しました。

超音波とは人間の可聴域である周波数20.000Hzを越えて振動する音波のことで、超音波の振動を身体に照射することにより治療効果を上げる治療法を超音波療法といいます。

超音波を身体に照射すると、振動により細胞間に摩擦が起こり生体組織の温度向上、生体内に気泡を発生させ圧縮・拡張を繰り返し、細胞膜に適度な刺激を与えることにより細胞の活性化を起こします。超音波が生体組織を伝導する際、筋肉・腱・靭帯などの軟部組織で超音波のエネルギーが吸収され熱エネルギーに変換され身体の深部から温度の向上が起こります。


一般的に超音波は1MHzと3MHzの2種類が用いられます。1MHzは深部まで到達し関節内部や筋繊維の深い部分の治療に適しています。一方で3MHzは体表から2cm程度の範囲で作用し表層部の治療に適しています。


超音波振動によって血流改善・増加、疼痛の緩和、組織の伸張性向上に効果が期待できます。

こんな症状におすすめ
・疼痛  ・瘢痕組織  ・関節拘縮  ・ばね指
・関節周囲炎  ・腱鞘炎  ・上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
・腰痛  ・肩こり  ・肉離れ  ・打撲  ・捻挫