筋肉のコリとハリの違い
コリとは
筋肉が縮こまって固くなっている状態です。
筋肉部の毛細血管が圧迫されて血流が悪くなり疲労物質や老廃物が溜まり、神経が圧迫され酸欠状態になりズンズンとした痛みを感じます。
最も負担のかかる場所にピンポイントに押すアプローチが有効です。
ハリとは
筋肉が伸ばされて固くなっている状態です。
コリの周辺に全体的に存在します。
伸ばされるストレスを受け続けるので、可動域制限・だるさを感じます。
ピンポイントよりも全体的に流すアプローチが有効です。
【発生メカニズム】
局所的に負担がかかる動作(姿勢・重荷を持つ・同じ動作)でストレスがかかる
↓
筋肉が固まる
↓
コリが発生
↓
コリによって、周辺の筋肉が伸ばされてストレスを受ける
↓
ハリが発生
※つまり…コリが無ければハリは生じず
コリを改善すれば一緒にハリもスッキリすることになります。
コリにくい体にするためには
①局所的に負担がかかる動作をやめる
②血流を良くする
温める、ストレッチやマッサージなどのケア、姿勢の改善