鍼灸治療はこんなときに有効です
- 痛みが強い
- コリが強い
- 揉んでもすぐ症状が出てしまう
- 全身調整したい
- 自律神経の不調を治したい
改善方法 治療法
人の体には多くのツボ(経穴)があります。このツボに対して鍼(はり)や灸(きゅう)を用いて治療することで人間が持つ「自然治癒力」を高め、患部の治療や病気の予防を行っていきます。
まず、鍼灸治療には大きく分けて「東洋医学」と、「西洋医学」的アプローチがあります。
東洋医学的アプローチには、経穴「経穴は、経験的な知見により見出されたものです。
現在では重要な神経・血管・筋走行上に位置し体性-内臓反射等で医学的関連があります。(WHOにおいても治療効果が認められています)や経絡(けいらく)「経は経脈を、絡は絡脈を表し、人体の中の気血榮衛(気や血や水などといった生きるために必要なもの、現代で言う代謝物質)の通り道」などを駆使し人間本来の自然治癒力を最大限まで高め、病気の予防や自律神経、内臓器の調整など幅広い身体の悩みに対応します。
西洋医学的アプローチは、解剖学的に傷んでいる筋肉、神経や生理学的にホルモンの調整をします。
鍼や灸を使い、身体に物理的刺激し痛み・痺れ・だるさなどを改善する方向に導きます。
鍼灸治療のススメ
鍼施術を受けたいけど、
分からないことが多い・・・、
と思ったこと、ありますか?
鍼刺激は、自律神経・内分泌系・免疫系に作用し、その効果として中枢神経及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善がみられます。生体の恒常性に働きかけ、自身の持つ自然治癒力をアップさせる効果があります。
鍼施術は本来人間が持っている反射という生理作用を利用します。
この反射を起こさせるために鍼を用います。
例えば腰痛の場合、腰の筋肉自体の緊張が原因のものもあれば、下半身の冷えや腹腔内の血行不良などが原因で起きる場合もあります。このようなときは経穴(つぼ)も使いこれらの改善を促します。
一見腰痛とは関係ない場所に鍼を刺しているようでも経穴・経路といった東洋医学独自の治療法を用いています。また、薬品などを使用しない為、副作用の心配がなく長期的に治療が出来るという利点があります。
※稀に湯あたりのような症状が出る事がありますが、これは好転反応と言い、ご心配はいりません。
鍼施術の作用
①調整作用
鍼を直接または遠隔的に刺すことにより、血管に刺激を与え、患部の血流を 調整します。
肩こり・五十肩・筋萎縮・麻痺など
②消炎作用
対象患部に刺鍼することにより、白血球が集まり炎症を抑えます。
関節炎・ぎっくり腰・寝違えなど
③その他の作用
その他、鍼刺激により鎮痛効果もあります。
鍼施術のQ&A
- 痛くない?
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当院では直径 0.16~0.18mm の細い鍼を使いますのでほとんど痛みはありません。
- 衛生面は?
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当院では滅菌済みの使い捨て鍼を使用いたします。
また、施術前には手指のアルコール消毒を徹底しておりますのでご安心下さい。
- お風呂は大丈夫?
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1時間程度の時間を空けて頂ければ問題ありませんが、3時間程度の間隔を空けることで鍼の効果が出易くなります。
美容鍼
鍼施術を美容に取り入れた施術です。
鍼で傷つけられた細胞は修復しようと増殖します。これが細胞の活性化に繋がりコラーゲン繊維を強くします。肌の弾力UP、シワ・たるみの予防、くすみの改善、リフトアップ効果 が期待できます!