湿度が高い時期の養生
体内の水分が多すぎたり、上手に巡らなくなって身体に不調を与えている状態を湿邪と呼ばれています。
梅雨や夏の湿度が高い時期、湿邪の影響を受け、関節や腰の痛みやだるさ、頭痛、手足の冷えやむくみなどの不調が出易くなります。
湿邪対策としては、湿気の原因となるものを避け、湿気を排出することです。

汗をかいたら着替える
衣服の湿気はぺたりと体を重くして関節のだるさの原因となります。汗をかきやすい時期、着がえを用意しこまめに着替えると湿気のしんどさが和らぎます。

利尿作用発汗作用のあるものを食べよう
湿気の排泄は主に大小便から行います。水はけを良くするため食事を見直しましょう。
香味野菜やスパイスなど体を温め代謝を上げる食材.

利尿作用のあるカリウムが多く含まれるキュウリ・ズッキーニ・トマト・なす等の夏野菜。

からだを冷やさない
体が冷えていると胃腸を弱め、排泄が行えなくなりますので、冷たいものの取り過ぎや、汗をかいたまま冷房に当たったりしないよう注意しましょう。すっきりと排泄する為にも、入浴や下半身を温めるなど温めるケアも行いましょう。
