肩甲骨について!

今回は肩甲骨についてです。

肩甲骨は背中に位置し、特に肩と連動して動く骨のことです。肩甲骨は自由自在に動かせる骨と言われ、6方向に腕を動かす役割もあります。

その肩甲骨が硬いと身体には様々な症状が出てきます。

✔︎呼吸が浅くなる

肩甲骨が外に開いたまま硬くなると胸の筋肉が縮んだ状態になり、呼吸が浅くなったり、血流が悪くなります。

✔︎首こりや肩こりが起きる

肩甲骨まわりの筋肉は首や肩に付く筋肉が多くその筋肉が緊張していると血流が悪くなって柔軟性が低下し、首や肩がこりやすくなります。

✔︎基礎代謝が落ち、太りやすくなる

肩甲骨のまわりには褐色脂肪細胞という脂肪を燃やして熱を生み出す細胞が沢山あります。肩甲骨の動きが悪くなると褐色脂肪細胞の働きも悪くなり、基礎代謝が落ち、太りやすくなります。

✔︎四十肩・五十肩になりやすくなる

肩甲骨の動きが悪いと肩の動きも悪くなり、固まりなりやすくなり、四十肩・五十肩になりやすくなります。

✔︎冷えやむくみやすくなる

肩甲骨のまわりには大きな血管や筋肉があり、肩甲骨のまわりの筋肉が硬くなったりすると血流が悪くなり、全身の血液にも影響が出て、冷えやむくみやすくなります。

✔︎姿勢が崩れやすくなる

スマホを見たり、デスクワークにより猫背姿勢が続くと肩甲骨まわりが硬くなりやすく、背中が丸まった状態になり、姿勢不良が目立ちやすくなります。

上記の症状が肩甲骨と関わってると思うといかに肩甲骨の動きや肩甲骨まわりの筋肉が大切かがお分かりかと思います。

当院でオススメするのは『肩甲骨はがし』です。当院の肩甲骨はがしは肩甲骨のまわりをマッサージしたり、肩甲骨を動かしたり、ストレッチポールを使用したりといったものになります。

肩甲骨まわりの症状がある方は是非当院にご相談下さい。

肩こりを緩和させる肩甲骨のストレッチ

①椅子などに座った状態で胸の前に大きな何かを抱えている両腕で大きな輪を作り、背中を丸め、この時に肩甲骨が外側に離れているのを意識する。

②両腕を後ろで繋ぎ、背筋を伸ばすイメージで少し胸を張った状態を作り、この時は肩甲骨が内側に閉じているのを意識する。

③上記の2つのストレッチをそれぞれ30秒をお風呂上がりなどに行いましょう。