その症状、放置しないで!捻挫?それとも・・・
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さて、明確な思い当たる原因が無く体に痛みが出る時ってありませんか?
当院にも『知らない間に捻挫したと思うんだけれど。。。』という方が来院されることがあります。
9割は実際に気付かない間に捻ってしまっていたり、反復した同じ動作で痛めてしまった「捻挫」、残りの1割は『蜂窩織炎(ほうかしきえん)』のことがあります。
『蜂窩織炎(ほうかしきえん)』とは、主にブドウ球菌などの細菌感染が原因で、皮膚の深い部分で広範囲に起きる細菌性の炎症のことです。
接骨院で治療出来る捻挫と、皮膚科や内科の領域である『蜂窩織炎』は初期の症状が似ています。
具体的には以下の通り。
似ている症状
- 腫れ:捻挫でも『蜂窩織炎』でも腫れが生じますが、その原因は異なります。捻挫は靭帯の損傷による腫れであり、蜂窩織炎は感染による炎症による腫れです。
- 痛み:両者とも痛みが伴いますが、捻挫は関節の動きに関連した痛みが強く、『蜂窩織炎』は触れた際の痛みやじっとしていても感じる痛みが強いことがあります。
- 熱感:捻挫でも炎症反応により患部が熱を持つことがありますが、『蜂窩織炎』の場合は、感染による発熱を伴うことが多いです。
これだけ読むと捻挫と『蜂窩織炎』は似ている様に感じると思います。ただ、これに加えて実際の鑑別に際しては、以下を考えながら判断していきます。
異なる点
- 赤み:『蜂窩織炎』では患部に明らかな赤みが広がるのが特徴的ですが、捻挫では通常このような赤みは見られません。
- 発熱や倦怠感:『蜂窩織炎』は全身症状(発熱や倦怠感)を伴うことがありますが、捻挫は局所的な問題であり、全身症状は通常ありません。
実際に過去に来院された方でも、強い赤みや発熱などの全身症状、その他に擦り傷や切り傷があることを踏まえて、捻挫では無く感染による『蜂窩織炎』という判断をし、皮膚科を受診してもらうことがありました。
鑑別の重要性
『蜂窩織炎』は細菌感染が原因のため、早期の抗生物質治療が必要です。
捻挫と混同して適切な治療が遅れると、感染が進行し、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。
したがって、痛みや腫れが発生した中で特に皮膚の変化や全身の症状が見られる場合には、『蜂窩織炎』の可能性も考慮し、適切な医療機関を受診して治療を受けることが重要です。
足が腫れているけど捻挫かな?湿布を貼って放っておいたら治るかな?病院は面倒だしな。と思わずに、まずは一度当院にご相談下さい!しっかり鑑別をおこない、医療機関へのセカンドオピニオンを含め適切な提案をさせて頂きます!
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そら鍼灸接骨院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた施術を行い、早期回復をサポートします。
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