花粉症になる人はどのような人?

花粉症を発症する人は、遺伝的にアレルギー体質であることが主な原因として言われていますが、それ以外に何か原因はあるのでしょうか?

まず、一般的に挙げられるのが食生活の変化です。なぜなら同じ地域に住んでいても、お年寄りには花粉症の有病率が少ないからです。今と比べて、インスタント食品やスナック菓子などがほとんどなかった時代に食されていた昔からの和食に、アレルギー体質になりにくい要素があるのかもしれません。

そして次に自律神経を乱す睡眠不足や不規則な生活、そしてストレスも原因と言われています。

また他には、花粉の飛散が多い地域では、花粉症の有病率も高い傾向にありますが、排気ガスの影響も受けていると言われています。
花粉の飛散量が同じでも、排気ガスの多い地域の方が花粉症になる人が多いのだとか。排気ガスのなかに含まれる微粒子と一緒に花粉を吸いこんでしまうと、アレルギー反応が出やすくなると言われています。また、アスファルトにも要注意です。花粉が飛んでも土に吸収され、再び舞い上がることの少ない田舎と違い、アスファルトでは落ちた花粉が何度でも風に舞い上がり、空中を飛んでしまうので、花粉を吸い込みやすくなると言われています。そのため、大きな道路の近くや都会に住んでいる人は特に注意が必要です。 

花粉症に勝つ体と心

「疲れ」はアレルギーの大敵! 花粉症というと、とかく「花粉」ばかり注意しがち。しかし、それと同じくらいに大切なのが体調を整えることです。これは単なるキャッチフレーズではなく、科学的にも証明されています。
自律神経のバランスが良いと、花粉(アレルゲン)が入ってきても、花粉症(アレルギー症状)が起こらないこともあります。免疫系が正常に保たれ、過剰な反応をしないからです。疲れをたまると自律神経が乱れ、肥満細胞からヒスタミンが放出されやすくなり、症状が出やすいのです。

鍼など東洋医学の治療法は、元来体に備わっている免疫力・自然治癒力を強化して、副作用の心配も無く、アレルギー体質を根本から改善します。
もともと、花粉症のようなアレルギー体質の方は、基本的に呼吸器系が弱く、アレルギーを抑える副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモンの働きが低下しています。 東洋医学の考えでは、花粉症の発症には、患者さんがもともと持っている体質が大きな要素となります。
アレルギー性鼻炎というのはかなり昔からある病気で、それに対する治療法もかなりありました。体質やその時の体調が悪いために、体に歪みが生じ、ひきおこされると考えていました。そのため、体質を改善して症状を抑えようというのが、基本的な治療です。

それに鍼灸治療は薬を使用しないので眠くならないですし、何より人が本来持っている免疫力・自然治癒力を正常な状態に戻すため、花粉症以外の症状の予防にもつながるんです。

なかなか花粉症の症状が良くならないあなた、ぜひ一度、鍼治療を試してみて下さい!

鍼灸治療 30分 3,960円 (税込)

今まで大丈夫だった人も、突然、発症することもありますので、「自分は大丈夫」と思わず、しっかり対策を立て予防していきましょう。