手首の痛みの原因とは?

手首の痛みは、スポーツをしている方だけでなく、仕事や家事、スマートフォンやパソコン操作などで手をよく使う方にも起こります。

「手首を動かすと痛い」
「物を持つと手首が痛む」
「ペットボトルのフタを開けると痛い」
「手首が腫れている」
「親指を動かすと手首が痛い」
「手首から指にかけてしびれる」

このような症状がある場合、単なる疲労だけではなく、腱や腱鞘への負担、手首周辺の炎症、神経の圧迫などが関係していることがあります。

■代表的な「手首の痛み」

① 腱鞘炎

手首や指を繰り返し使うことで、腱や腱鞘に負担がかかり、痛みや腫れなどが起こることがあります。

「スマートフォンを長時間使う」
「パソコン作業が多い」
「家事や育児で手をよく使う」
「仕事で手首を繰り返し動かす」

といった方にもみられます。

特に親指側の手首が痛む場合には、ドケルバン病と呼ばれる腱鞘炎が関係していることがあります。

② 手根管症候群

手首には、手の感覚や指の動きに関係する「正中神経」という神経が通っています。

この神経が手首の部分で圧迫されることで、親指・人差し指・中指などにしびれや痛みが出ることがあります。

「手がしびれる」
「夜中や朝方に手がしびれる」
「細かい作業がしづらい」
「物をつかみにくい」

といった症状がある場合は、手根管症候群などの可能性もあります。

③ TFCC損傷

手首の小指側には、手首を安定させる「TFCC(三角線維軟骨複合体)」という組織があります。

転倒して手をついた場合や、テニス・野球などのスポーツ、手首をひねる動作を繰り返すことで負担がかかり、痛みが出ることがあります。

「手首の小指側が痛い」
「手首をひねると痛い」
「ドアノブを回すと痛い」
「物を持ち上げると手首が痛む」

といった場合には注意が必要です。

④ 手首の捻挫・打撲

転倒して手をついたり、スポーツ中に手首をひねったりすることで、靭帯や周辺の組織を痛めることがあります。

痛みだけでなく、腫れや動かしにくさがある場合には、無理に動かさず状態を確認することが大切です。

強い腫れや変形、動かせないほどの痛みがある場合には、骨折などの可能性もあるため、医療機関での検査が必要になることがあります。

■こんな症状がある方は一度ご相談ください

• 手首の痛みが何日も続いている
• 物を持つと手首が痛い
• 手首を曲げ伸ばしすると痛い
• 手首をひねると痛い
• ペットボトルのフタを開けると痛い
• タオルを絞ると痛い
• 親指を動かすと手首が痛む
• 手首の小指側が痛い
• 手首から指にかけてしびれる
• 手首が腫れている
• 湿布などを使っているが改善しない
• スポーツや仕事で手首をよく使う

手首の痛みは、痛みが出ている部分だけが原因とは限りません。

前腕の筋肉や肘、肩の動き、姿勢、手の使い方、スポーツフォーム、仕事や家事での手首への負担などが関係している場合もあります。

当院では、痛みのある場所だけでなく、手首・前腕・肘・肩などの状態を確認しながら、患者様一人ひとりの症状に合わせた施術を行っています。

また、日常生活や仕事、スポーツなどで手首に負担がかかっている原因を確認し、症状に合わせてセルフケアやストレッチなどについてもご案内します。

「少し痛いだけだから大丈夫」と我慢してしまうと、痛みが長引いたり、日常生活や仕事、スポーツに支障が出たりすることもあります。

特に、強い腫れや変形、強い痛み、手や指のしびれ・力が入りにくいなどの症状がある場合は、自己判断で放置せず、医療機関への受診もご検討ください。

手首の痛みや違和感が気になる方は、お気軽に当院へご相談ください。